マラキ書 4章
日曜日の夕方、ドイツ連邦政府のメルケル首相が、ドイツ全州で家族を除いて二人以上の集まりを禁止するという規制が月曜日から発動されると話しました。一緒に集まることを旨とする教会においては厳しい規制です。日曜日の礼拝は自宅からネットよって配信されました。そのために近所に住む奏楽者が来てくださったのですが、次の日曜日にはそれもできなくなります。
4章1節には『その日」が繰り返されており、高ぶる者や悪を行う者にとってはさばきの日、しかし、次の2節には「わたしの名を恐れる者には、義の太陽が昇る」日だと言われています。
旧約聖書の終りにあるマラキ書は、「その日が来る」ことについての預言です。「その日」とは3章1節によれば、主がおいでになる日のことです。神の約束を待つことに飽いてしまい、悪に走る祭司や民に、神はその日は必ず、突然やって来るのだということばを残して、ほぼ400年以上の沈黙に入ります。そして、時が満ちてこの約束どおりにイエス・キリストがおいでになりました。
新約聖書の終りにあるヨハネの黙示録には、その最後にイエス・キリストの約束のことばがあります。それは、「しかり、わたしはすぐに来る」ということばです。神が約束されたことばは必ずそのとおりになる、『その日』は必ず来るのだという信仰を、マラキの時代の民も、そして私たちも、持つようにと促されています。