みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

民数記

守らなければならないもの

民数記 36章 きょうは東日本大震災発生から10年の日。このブログがスタートしたばかりの2011年3月12日の本欄は次のように記しました。その日の聖書箇所は民数記33章41―56節。 昨日、観測史上最大の地震が東日本を襲いました。夜が明けて被…

主が宿る地に住む人々

民数記 35章16−34節 治療の帰り立ち寄った駅構内の持ち帰りケバブ屋さん。ずっと2.99ユーロだったケバブサンドイッチが、3.4ユーロになっていました。どこよりも安くてと喜んでいたのですが……。それでも、安いですね。 35章後半では、人を殺した…

神を覚える町

民数記 35章1−15節 コロナウィルスワクチン接種のオンライン予約を、友人の助けによって無事に行うことができました。接種の日についてはメールでの連絡とのことです。 ここには、イスラエルの民に割り当てされた相続地の中に、48のレビ人の町を置くこと…

思いを越えて

民数記 34章 境界というと土地、国境などを思い浮かべます。私の場合はリハビリをしていて「痛みの限界まで伸ばして」などと言われるのを思いました。その時に用いられるのが「境界」ということばなのです。 ここには、神がイスラエルの民のうち9部族半が受…

旅を回顧する

民数記 33章1―40節 金曜日はひんやりとした一日でした。3月に入り、今のところ1日1万歩が途切れずにいます。このようなことを書くと次の日には途切れたりするものですが…。きょうは何歩だったかの記録は5年ほど前にさかのぼることができ、時々補数…

姿勢の変化が

民数記 32章20−42節 何となく生暖かな気温で、もしかしたら…と思っていたら、案の定激しい雷雨に見舞われました。春雷です。ウォーキングの途中で出会った友人は無事に帰宅できただろうかと思いつつ、書いています。 ルベン部族とガド部族が、ヨルダン…

ダメなものはダメ

民数記 32章1−19節 心の片隅に期待していたロックダウン解除ならず、3月いっぱい継続することが決まりました。この感染症については、そんなに気にするものではないとする考えを持つ人も少なくありませんが、あくまでも主観的なものですので、解除の根…

宥めとしたい

民数記 31章42−54節 当地から日本に帰国する場合の規制が強化され、帰国後の3日間は検疫所長指定の宿泊施設に滞在し、その後14日間の自主隔離ということになりました。祖国がさらに遠くなった感じですね。 31章を三日に分けて読んでいるのですが、…

戦いの完結は…

民数記 31章24―54節 外歩きの途中、歩道に人が並んでいます。床屋さんの順番を待っているのでした。3月からは床屋さんや美容院の営業が再開しました。待ちわびていた人が多かったのでしょう。 31章後半は、ミディアン人への報復で分捕った物の配分…

復讐と報復はわたしのもの

民数記 31章1−24節 2月最後の日は日曜日。午前に日本との祈りの会、午後に礼拝、そのあとの総会と、オンラインによる大切な集いが続きましたが、さすがに疲れました。毎日在宅での仕事をし、オンラインでの打合せを重ねている方々や、授業を受けている…

豊かな実りの約束

民数記 29章20−40節 外歩きからの帰り道、バニラ色の花を発見。雨上がりの一枚を写真におさめました。 「仮庵(かりいお)の祭」が行われる第七の月の頃は、太陽暦では9―10月ごろになり、乾期から雨期への変わり目に当たるとありました。そして昨日…

いかなる仕事も

民数記 29章1−19節 今日も道の話を…。肩の注射を終え、いつもなら地下鉄で真っ直ぐ帰るのですが、買いたいものがあったので中心街の店に歩いて向かいました。スマホアプリの助けを借りてほぼ真っ直ぐに進むと、「なんと、ここに!」という所にたどり着…

覚え続けること

民数記 28章16−31節 散歩の途中、工事中の狭い道を後ろから自転車が…。脇に避けると、「ありがとう」と大抵の方は礼を言うのですが、昨日はそれに加えて「ありがとう」と日本語で言われました。「日本語で!」と言うと、「ちょっとだけね。さよなら」…

日ごと、週ごと、月ごとに

民数記 28章1−15節 散歩コースの一つに「アイスカフェ」があります。このところずっとシャッターを下ろしていたのですが、張り紙を見ていた男の子につられて見てみると…。28日からオープンとありました。春が来ました。 28−29章には、イスラエル…

聴き続ける指導者

民数記 27章 お友だちから乾燥蓬(よもぎ)をおすそ分けしていただきました。お友だちのまたお友だちが日本で採られたものとのことです。そう言えばこの時期、小川のそばなどに出ている蓬の葉を摘んだことでした。あれこれ想像しているとふきのとうの味を…

神は忘れない

民数記 26章35−65節 住んでいる町の感染者比率(10万人あたり過去一週間あたり)が50を下回ると地図の色がオレンジになるのですが、金曜日にオレンジ、土曜日に赤、そして日曜日に再びオレンジと、50前後を行ったり来たりしています。一時に比べ…

剣で宥めを行う

民数記 25章 暖かな金曜日、午後から少し遠くまで歩きました。帰りに初めての道を通っていつも行くスーパーのすぐ近くに出てしまったので二人でびっくり。何年にもなるのにこんなことがあるのですね。得をした気分に…。 約束の地を目指すイスラエルの民の…

告げるべきことばは

民数記 24章 イスラエルを呪ってほしいと頼まれたにも関わらず、三度も祝福したバラム。画策したモアブの王バラクは当然のようにバラムを激しく非難します。バラクの非難に答えたバラクのことばに目が留まります。 それは、「主が告げられること、それを私…

祝福、また祝福

民数記 23章 気温が上がったので午後、春の花を探しに公園を歩きましたが空振り。お家の庭には小さな小さなスノードロップが顔をのぞかせていましたが、やはり今年の冬は寒かったのですね。ということで、写真は私の趣味の世界へ…。 呪ってほしいと頼まれ…

目の覆いが取られると…

民数記 22章21−41節 昨日も肩のリハビリに通ったのですが、電車の中、そして駅構内で「ソーシャルディスタンスを取ってほしい」と近くの人に言う方がおられました。このようなことばを聞くと、今は特別な時なのだ、と改めて思います。 この箇所には、…

一度は行くなと言いながら

民数記 22章1−20節 深夜の大地震。次第に被害の大きさが分かってきました。揺れの大きさは10年前よりも激しかったと言う方もおられるようです。故郷でもあるので、日本からのニュースで地名が挙げられるたびに「どうしているだろうか」と思います。 …

立ち上がって、出発せよ

民数記 21章21−35節 土曜日の夜、福島を中心に大きな地震がありました。すぐに家族から連絡があり、日本のニュースで確認しました。発生からすぐに津波の心配はないとの情報、さらに2時間もしないうちに気象庁の詳細な記者会見、政府のすばやい対応な…

われわれが

民数記 20章 気温が低い日の夕焼けは、いつもとは違って幻想的に見えます。何とも言い表しがたい色でした。来週は少しは暖かとはいかないけれども、寒さがやわらぐとの予報もあるのですが…。 ここには、指導者モーセとアロンのいわゆる「失敗」の出来事が…

傷のない完全な赤い雌牛

民数記 19章 当地でのロックダウンは、一部の例外を除いて3月7日まで延長されることになりました。食料品などを扱う店以外は、変わらずに閉店です。減少し続ける新規感染者数を、さらにある一定の数値まで下げるための措置が続きます。色分けされている…

最上のものをまず

民数記 18章21−32節 晴天のもと、公園を通り抜けて買い物に行きました。空気が冷たく陽射しの中でも雪が融けることはありません。転ばないように注意しながら歩いていると、目の前で子どもがステーンと転びました。よく見ると、彼らは滑るところをわざ…

ともに仕える

民数記 18章1−20節 火曜日は久しぶりに晴れ間も顔を出しましたが、気温は低かったので、外歩きは最小限にしました。となると、室内をぐるぐると歩き回ることになります。理学療法も3回目。「痛みが堪えられる限界まで…」と言われたものの、大変です! …

嘆きの先に待つもの

民数記 17章 月曜日は雪景色で目が覚めました。ドイツを初めヨーロッパは今週シベリアからの大寒波によって大荒れの天候。当地はまだうっすら雪景色程度ですが、北の方では雪のために道路も鉄道も混乱状態にあると報じられています。この冬は雪が多いので…

ひれ伏すリーダー

民数記 16章23−50節 今週前半、当地でも荒天予報が出されています。明日は雪模様。当地ではもう、クロッカスも咲いているのですが、凍えそうです。 コラを首謀者とする指導者モーセとアロンへの反逆の結末がここに描かれています。「主の栄光が全会衆…

聖なる者となる

民数記 15章22−41節 理学療法のトレーナーは、旧ユーゴスラビア(今は6つの国に別れています)からいらした方。「ユーゴスラビアでは、林檎の名前はあなたの苗字に似ている」と言っておられたので、調べてみました。なんと旧ユーゴスラビアは言語もセ…

旅を続ける力

民数記 15章1−21節 久々の晴天。しばらくぶりに近くの公園を一回りしました。たくさんの人が日の光を愉しんでいます。そして、いつもの場所にはいつもの春の小花が咲いていました。しかし、昨年に比べると数はずいぶん少ないと思います。この冬が寒かっ…