みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

サムエル記第二

主が心を動かす祈り

サムエル記第二 24章 昨日はこの夏一番の暑さ。仕事部屋はわが家で最も気温の高い場所で、一時台所に「避難」しました。夕食後にスーパーに西瓜を買いに行きました。暑い時には西瓜が一番ですね。あと数日30度越えが続くとの予報です。 サムエル記の最終…

ヒッタイト人ウリヤ

サムエル記第二 23章8―39節 編集していた「みことばの光」11月号がほぼ仕上がりつつあります。3か月先、「みことばの光」では詩篇とイザヤ書を読みます。読みごたえのある月です。 数日前に、21―24章の構造を書きました。ここでは21章15−22…

ダビデを通して語られたことば

サムエル記第二 23章1−7節 8月が終わろうとしていますが、当地では今日と明日最後の真夏日が予想されています。何となく名残惜しいような気がします。 この箇所は、「これはダビデの最後のことばである」で始まります。これを読んですぐに考えたのは、…

神、その道は完全

サムエル記第二 22章26−51節 久しぶりに隣町にある韓国食材店を訪ねました。今回はお米やみりん、蕎麦(そば)、乾燥椎茸などを購入。いつも教会の案内を、お店入り口の一番目立つ場所に貼っていただいています。 昨日も書きましたが、ダビデの賛美の…

わが巌、わが砦、わが救い主よ

サムエル記第二 22章1−25節 日曜日の礼拝に、日本で宣教師をしておられるご家族が来てくださいました。宣教が困難だと考えられている日本で、さまざまな機会を捉えて福音を届ける働きが続けられていることを知りました。 サムエル記第二21−24章は、…

よこしまな者

サムエル記第二 20章 久しぶりに行った電器店で、現金で精算しようとして小銭を求められましたので、財布のコインをすべて広げて、必要分を取ってもらいました。レジの方もニコニコ対応してくださいます。老人ゆえでしょうね。 本章には、ダビデ王をめぐっ…

彼が全部取っても…

サムエル記第二 19章24−43節 昨日はティーンズの皆さんを迎えました。お昼はピザと唐揚げがメイン。ピザはちょっと焼き過ぎでしたが、みんなでトッピングしたのでとても美味しくいただきました。 アブサロムに追われてエルサレムを出たダビデ王は、再…

憎む者を愛し

サムエル記第二 19章1−23節 当地の日本人学校も昨日から新学期が始まりました。近くの公園を歩いていたら、教会の朗読劇に参加している子どもたちとばったり。妻をその子の友だちが「きみのおばあちゃん?」と尋ねていました。もちろん答えは「違うよ」…

吉報を待つ王

サムエル記第二 18章19−33節 あるご家庭で子ども集会をしました。よく知られた主イエスのたとえ話を取り上げましたが、次々に刺激的な反応…。読み慣れた箇所ですので、こうあるべきという考えをいつの間にか持っていたことを、子どもたちの質問や意見…

一本の柱

サムエル記第二 18章1−18節 数日前の激しい雷雨から、気候が変わったように思います。陽射しは強いのですが空気はさわやかです。気がついてみたら、日の入りもずいぶん早くなってきました。 18章前半には、父ダビデに謀反を企てたアブサロムの最期が…

二つの助言

サムエル記第二 17章 この頃は礼拝の往復にバスを利用しています。昨日の帰り道、教会最寄りのバス停になかなかバスが来ないので、電車に乗りました。一度乗り換えて、途中の公園駅で下車。そこから20分ほど歩いて帰宅できました。靴がウォーキング用で…

苦境の中の祈り

サムエル記第二 15章19−37節 9月に予定している、パウロの第一次伝道旅行跡を訪ねるトルコ旅の準備会が金曜日早朝にありました。皆さんよく調べておられ、一回ごとに期待が高まります。 アブサロム謀反の知らせの中で、ダビデは急いでエルサレムを逃…

心を盗む賢さ

サムエル記第二 15章1−18節 「みことばの光」は今、11月号の編集をしています。執筆者の方とのやりとりを通して、より良い表現、気づかなかったミスなどの発見がいつもあります。 8月号。本日の箇所はアブサロムが父王ダビデに反旗を翻すために、大…

会おうとしない

サムエル記 14章18−33節 久しぶりに近くの公園を歩きました。火曜日よりは少し気温は下がりましたが、夜半の雷雨のためか湿度が高かったです。西瓜を買い求めてリュックに入れると重さを感じます。帰り道、妻は歩き、私はバスに(西瓜のせい)。途中でバ…

動かなかったことが…

サムエル記第二 14章1−17節 今さらですがオリンピックでの日本選手の活躍をビデオで見、二人で感動しています。「これもオリンピックの種目なのか!」というものもあったり、鉄棒の「離れ業」を見て、昔はあんなふうに鉄棒から離れてまたつかむなどなかっ…

二年の沈黙

サムエル記第二 13章20−39節 この夏一番の暑さだった月曜日。冷房のないわが家は、朝のうちに窓のシャッターを閉めておきます。ところが、私の仕事部屋の天窓には外シャッターがなく、内側にスクリーンがあるだけですので、容赦なく室温が上がります。…

恋と愛とは別のもの

前にも書きましたが、夏休みになると当地ではあちこちで工事が…。いつもならバス一本で行ける教会が、行きは途中停留所一つ分を歩いて乗り継ぎ、帰りは遠回りしてバスから電車に乗り継いで、帰宅できました。代替ルートを示すのはさすがですが、面倒くさく遠…

とどまった王

サムエル記第二 11章 金曜日夕方帰宅しました。帰り道はチューリンゲンの森をドライブ。途中の城に立ち寄ると、一隅に、アメリカの東部13州時代の星条旗がはためく白テントがズラッと並び、今から250年ほど前の衣装を着た人たちが大勢で談笑していて…

届かない真実

サムエル記第二 10章 シュマルカルデンを見下ろす所にある城を訪ねました。中は博物館になっていて、特に宗教改革前夜の改革者たち、特にウィクリフとフスの展示が見ごたえがありました。さらに、ルターが聖書をドイツ語に翻訳する以前に、多くのドイツ語…

真実を尽くす

サムエル記第二 9章 水曜日は、エルツ地方から250キロほど西のシュマルカルデンという町に移動しました。この町は、宗教改革の時代にプロテスタント領主たち諸都市が結んだ同盟、その後神聖ローマ皇帝カール5世とシュマルカルデン同盟との戦争(シュマ…

さばきと正義

サムエル記第二 8章 ドイツ東部エルツ地方二日目は、小さな町の二つの博物館を訪ねました。午前は、この地方が得意とする手づくり人形を展示する所。クリスマスマルクトに欠かせない人形たちはこの地方で作られたものです。午後は鉱山博物館。500年後に…

よくご存じです

サムエル記第二 7章 夏休みで、ドイツ東部エルツ地方にある小さな町に来ています。ホテルは500年前に建てられたとのこと。ここに二泊、もう一つの町で二泊します。 この章では、1節の「安息」ということばに目が留まります。他の日本語聖書は「安らぎ」…

心が激して

サムエル記第二 6章 教会の礼拝に出席してくださった方と夕食をいただきました。唐揚げを喜んで食べてくださいました。あっという間に数時間が経っていました。 本章には、いわゆる「ウザ討ち」と呼ばれる事件が書かれています。ダビデが神の箱を運び上げよ…

主は生きておられる

サムエル記第二 4章 夏の盛りなのに色づく樹に今年も出会うことができました。でも、例年とは違う場所での発見です。 ここには、亡きサウル王の子イシュ・ボシェテの悲しい最後と、サウルの子ヨナタンの子メフィボシェテの存在とが明らかにされます。 本書…

私は無力だ

サムエル記第二 3章22−39節 8月最初の日の当地は、昨日とは違い気温も上がらず、涼風が吹き抜ける一日となりました。少し体がホッとしています。 3章後半には、サウル王に仕え今はダビデを全イスラエルの王とすべく動いたアブネルを、ダビデ側の武将…

逆上する男

サムエル記第二 3章1−21節 皆様、暑中お見舞い申し上げます。 8月を迎えました。気がついてみると、日の出も日の入りも少しずつ早くなっています。夏の暑さは今が盛りですが、そのようなことからも秋が近づいているようにも思います。 3章にはサウル王…

主人の心家来知らず

サムエル記第二 2章18−32節 この夏一番の暑さを感じた火曜日。でも、空気が乾燥しているので夜の9時頃になると涼風が心地よいのが助かります。西瓜(すいか)は、やはり暑さ対策にとても良い食べ物でした。 2章後半は、ヨアブが率いるダビデの家来た…

主に伺った

サムエル記第二 2章1−17節 月曜日に、今年はじめて西瓜(すいか)を買い求めました。今日から数日暑さが続くということから、水分補給の一つとしてです。でも、西瓜は重いですね。美味しい味を楽しみにしながら、落として割らないように注意しつつ家に持…

何の恨みもなく

サムエル記第二 1章 四日間の大きな集まりが終わり、夕方5時半に帰宅しました。準備や運営に携われた方々は無事に終了したという安堵とともに疲れもどっと出ているのではないかと思っています。ありがとうございました。「また来年!」と言えないのが寂し…

良心のとがめ

サムエル記第二 24章 公園にはたくさんの林檎の樹があり、摘果などの手入れをしていないためか、そのような種類なのか、小さな実が色づいています。スーパーにも地元で採れた林檎が出始めています。 サムエル記の終章は、読む者を戸惑わせます。ここにはダ…