みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

レビ記

神のものを神に…

レビ記 27章16−34節 礼拝からの帰り道、二つ前の停留所で降りて歩きました。道端の野薔薇が少しずつ花を咲かせています。季節の変化によって主役が変わります。今度の主役は長い期間私たちの目を楽しませてくれることでしょう。 レビ記の最終章には、…

「それにもかかわらず」の神

レビ記 26章27ー46節 「みことばの光」誌左側に、これを用いると一年で聖書全巻読み通すことのできるように、聖書箇所が置かれています。今は詩篇を読み進めているのですが、いわゆるドラマ聖書(ともに聴く聖書)を聴くようにしています。「このことばは…

祝福、そして刑罰

レビ記 26章1−26節 祝日の昨日、公園の東側に新しい駅ができたので、そこから街中まで乗ってみました。残念なのは、跨線橋の真新しいアクリルボードや防音壁が落書きされていること。こちらは、新しい設備が運用を開始するとすぐに落書きがされるという例が…

「わたしのしもべ」として

レビ記 25章29−55節 5月を迎えました。緑が日に日に色濃くなります。日の出も早くなり、鳥の鳴き声で目が覚める頃になりました。 ここには、ヨベルの年の解放について、さまざまな具体例が挙げられています。土地は神のものだという基本を踏まえたう…

信仰のチャレンジ

レビ記 25章1−28節 今年はじめて半袖を着ました。着てみると身体が次第に慣れるようになるのかもしれませんね。 ここには、イスラエルの民が耕作する土地を、七年目には一年間休ませなければならないという戒めが示されています。人が七日目を安息日と…

ともしびを主の前に

レビ記 24章 三日間の小さな旅を終えて帰宅しました。駅を降りると空気が暖かく、少し歩くと汗ばむ陽気でした。列車は途中、新緑のグラデーションが美しい峠越えをしました。 安息日、例祭について教えられたあとで、主はここで日々の祭司の聖所でのつとめ…

確かな希望

レビ記 23章23−44節 週末は列車でドイツ南部まで旅をしました。出発駅で、すでに10分の遅れで最初の乗り換えが間に合うかとの不安もありましたが、無事に目的地に定刻に到着。途中ドナウ川の始まりの流れのそばを走り、最終地近くでは湖をバスごと乗…

神の聖を示すとは

レビ記 22章17−33節 金曜日は家庭集会。行きは途中で降りてトラムで3駅ほどを歩くのですが、歩道にカタツムリがたくさんいてびっくり。「カタツムリは食べられるんだよね」などとおかしなコメントをしながらのウォーキングでした。 22章後半にはま…

わたしは主である

レビ記 22章1−16節 土曜日に移動するのですが、予約していたスケジュールが変更になったと、鉄道会社からメールが届きました。どれどれと確かめてみると、なんと、約束の時刻に間に合わないではありませんか! 「またかぁ…」とがっかり、しかし気を取り…

あなたを聖別する主

レビ記 21章 水曜日は夜に雨。これで八重桜がすべて散ってしまうことでしょう。 21−22章は祭司の聖さについて述べられています。祭司は、イスラエルの民が神が臨在を約束された聖所で神に仕える人々で、レビ部族の者がその任に就きました。そして大祭…

聖なる者と…

レビ記 20章 イースター休み明けのスーパーは、お昼過ぎだったこともあり欠品している物があったり賞味期限切れで安く売られているものがあったりと、いつもとは少し違っていました。 「みことばの光」はレビ記に戻ってきました。20章は、その前の18−…

掟の「心」

レビ記 19章19−37節 月曜日、久しぶりに街中に。ポン酢を購入するというのが目的でしたが、晴天の暖かな陽気の中、川沿いを歩くことができました。わが家では、このところずっとサラダにポン酢をかけて食べています。 レビ記19章の、十戒を生活に適…

隣人を自分自身のように愛しなさい

レビ記 19章1−18節 受難節前の春の祭りで、土曜日の列車は混雑。そんな中で、青年たちの清々しい行動に、晴れやかな気持ちになりました。彼らは小さな子ども連れの乗客に席を譲り、空席に座ってもなお別の乗客に席を譲ります。大統領を映し出すあの動画…

血を食べてはならない

レビ記 17章 今日から3月。束の間の2月だったような気がします。昨日の聖書の会で「2月に心に残った出来事がありますか」と尋ねましたら、「三番目の孫に会った」とのお答えが…。お子さんご家族が遠くにお住まいで、12月に生まれた孫と「リアルに」対…

宥(なだ)めの日に

レビ記 16章 木曜日は夜のウォーキングでした。けれども、急に雨がぱらぱらと降ってきて、ハラハラしながらの歩きでした。 16章には、年に一度「宥(なだ)めの日」に、大祭司が「垂れ幕の内側の聖所」いわゆる至聖所に入ることについての規定が記されて…

あなたの信仰が…

レビ記 15章16−33節 見慣れている景色も、角度を変えると新鮮に感じるのだと、鉄道をまたぐ道路を通りながら思いました。だいぶ陽が長っくなったと思ったら、もうすぐ3月を迎えるのですね。 「みことばの光」は、レビ記15章を前半と後半とに区切ら…

自分のからだをもって

レビ記 15章1−15節 当地の春を告げる花の名前の一つに、カタカナで「キバナセツブンソウ」があります。すでに本欄でも登場した小さな黄色の花のことです。カタカナで表記するとちょっとイメージが湧き難いのですが、漢字では「黄花節分草」と表記します…

復帰への道筋

レビ記 14章21−57節 月曜日、お米などを買いに隣町に行った帰り道、初めての系統のバスに乗りました。どこに行くのかと確認したらとても便利な所に連れて行ってくれました。何か得をした気分です。 レビ記14章の後半にはまず、ツァラアトに冒された…

きよいと宣言されて

レビ記14章1−20節 日曜日は総選挙投票日。お借りしている教会が地域の投票所ですので、礼拝は投票所の隣の部屋で行ったということになります。日本では考えられません。 ここでは、ツァラアトに冒された人がきよめられた(癒やされた)時、どのような手…

ひとりで住む

レビ記 13章1−28節 数日前に、血圧計を購入したと書きました。測定したデータはすぐにスマホに転送され、数値の変化がグラフ化されます。当地に住むようになった頃には血圧が高めで、降圧剤を服用していましたが、今は平常値を示しています。特別なこと…

山鳩一つがい、あるいは家鳩のひな二羽

レビ記 12章 リンブルク大聖堂 寒さも木曜日まで。今日からは気温が上がるとの予報ですが、果たして実際はどうでしょうか。 レビ記11章から15章には、「きよいものときよくないものとの区別について」という題をつけることができます。11章では食べ…

わたしが聖だから

レビ記 11章24−47節 通りを歩いていると、「近くに切手を売っている所がありますか」と尋ねられました。今は日本でいえば宅配便の受け付け所のような所で封書やはがきを預かり、切手も扱っているのですが、そこもそれほど近くにはありません。役に立て…

ふさわしい食べ物

レビ記 11章1−23節 太陽は燦々(さんさん)と輝いているのですが、空気は冷たい火曜日。公園のいつもの場所に行きましたら、マツユキソウ(スノードロップ)がたくさん。でもちょっと遠慮深げのようにも見えました。 レビ記には何か書かれているのかと問…

聖なる神の前に

レビ記 10章 リンブルク 日本から持参し長く使用してきた血圧計の調子が悪いので、新しく購入しました。 昨日は「ことばどおりに」というタイトルで、アロンと子どもたちが、モーセによって伝えられた神のことばどおりに祭司の務めを行い、神に受け入れられた…

聖なる装束

レビ記 8章1−13節 生まれたばかりの赤ちゃんの写真を見せていただきました。「かわいい」の一言でしか表せないものなのですね。おめでとうございます! レビ記8章から10章までは、ささげ物を献げるために働く祭司についての教えが置かれています。そ…

これほどの幸い

レビ記 7章22-38節 寒空の中、郵便物を数通出すために出かけました。今年も1月に郵便料金が値上げになりましたので、持っていた切手に追加しなければなりません。日本行きの郵便物は1.8ユーロになりました。しかし、この値段で日本に届くのなら安い…

責めを覚えるとき

レビ記 6章 用紙を買うために、知りうる範囲で最安のお店に行きました。場所は分かるのですが、店の名前がなかなか思い出せません。着く寸前に分かりました。といっても、看板が見えたからなのですが…。いつもの値段で購入できました。 今日の箇所は大きく…

赦す

レビ記 5章 月曜日は休みの日。何がしかの仕事が入ることが多いのですが、昨日は午後から鉄道の旅。中央駅から1時間ほど乗り、川端のドーム(大聖堂)の美しい所の街歩きを楽しみました。 5章は、前半の13節までは4章で述べてきた「罪のきよめのささげ…

道が開かれ

レビ記 4章22−35節 礼拝からの帰りのバスの中。日本語が聞こえると思ってみると、日本人の中学生二人が乗っていました。日本では日本を話す声を聞いて「日本人?」と尋ねることはありませんが、こちらではそうではありません。彼らはわれら老人の言葉に…

感謝を表す

レビ記 2章 隔週開かれているわが家での聖書の会の一つ、昨日は参加しておられる方が初めてご自分のことばで神に祈りました。飾ることなくご自分のことばでの祈りに、いっしょにいた人々も感動。赤ちゃんが初めて言葉を話せるようになったのを、周りの人が…