みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

エズラ記

身を切るような

エズラ記 10章18−44節 牧師就任式でミュンヘンへ。合間に美術館に行きました。日曜日なので1ユーロで観賞できます。時間がないので、ルーベンスとレンブラントの作品が展示されている部屋だけを訪ねたのですが、それだけでも十分でした。 エズラ記1…

そこから祈った

エズラ記 9章 月に一度の聖書を読む会。難しいと思う箇所も分かち合うことによって一人で読むよりも理解できたのではないかと思います。お昼も一緒にいただきました。一人で食べるよりも何倍も美味しくいただきました。 「一緒に」何かをするというのは喜ば…

祈って始まる旅

エズラ記 8章21ー36節 昨日は「キリスト昇天日」で祝日。窓越しに、そして外歩きの中でできるだけ空を見るようにしました。どのようにしてキリストは昇天したのだろうか、そして負いで異なるのだろうかと想像しつつ…。 8章後半にはエズラたちのエルサ…

指名された者

エズラ記 8章1−20節 6―8月の三か月間、一か月9ユーロでドイツ鉄道全路線の普通列車、地域急行、地下鉄、路面電車、バスすべてが乗り放題になる切符を発売したところ、すでに100万枚が売れたと報じられました。3か月27ユーロで済むのです。住ん…

神の御手が…

エズラ記 7章 食べ物の話が続いて恐縮ですが、アプリコットを食べました。ジャムにすることが多いと思いますが、「すっぱうまい!」という形容がぴったりかもしれません。酸味は初夏の果物の味のようです。 この章から、本書の作者エズラが登場します。 は…

神の宮の完成

エズラ記 6章 公園内のサクランボの実が少しずつ大きくなりつつあります。「あの場所」に行くと食べられると、今から楽しみです。 1節から、当時は重要な文書を保管する仕組みがあったことが分かります。そして、キュロス王がエルサレム神殿を命令せよとの命…

神に用いられる人々

エズラ記 5章 薔薇の美しい頃です。大きなものは一つで、小さなものはまとまって存在を表しています。大きな一つを写真に収めるのは下手でも何となくさまになるように思うのですが、小さなものは難しいといつも思います。 16年近くにおよぶ神殿再建工事の中…

まず礼拝

エズラ記 3章 15時間以上をかけて戻って来ました。冷蔵庫が空っぽなので、「買い出し」に…。一か月留守にする間に、季節の果物が変わっています。 エズラ記3章から6章には、エルサレムの神殿の再建工事について書かれています。工事は人々がバビロンか…

数字には神の御手が…

エズラ記 2章59−70節 フランクフルトのサッカーチーム、「フランクフルト・アイントラハト」がヨーロッパリーグで優勝したとのニュースが…。PK戦での優勝ですから、「手に汗握る」瞬間が何度も訪れたことでしょう。フランクフルト中心部にある広場を…

覚えておられる神

エズラ記 2章1−58節 水曜日夜のオンラインでの祈祷会。就寝前の子どもたちも参加しました。子どもたちが元気で賛美し暗唱聖句をしている姿に、元気を分けてもらって戻ります。 聖書を読み進めるなかで苦手だと思うのが、人の名前が連なる箇所ではないで…

霊を奮い立たせる神

エズラ記 1章 当地の滞在もあとわずかになりました。火曜日には同労者ご夫妻を訪ね、豊かな自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができました。 「みことばの光」は、今日からエズラ記を読みます。本書の時代背景などについては「エズラ記を読む前に」…

実行する

エズラ記 10章18−44節 エズラ記は外国の女をめとった人々のリストで終わります。唐突な終わり方という印象がありますが、それだけに、このリストがどれほどの意義のあったものだったかと想像させます。聖書には、このように「人名の羅列」をしている箇…

あれもこれも…ではない

エズラ記 10章1—17節 エズラの悔い改めの祈りは、イスラエルの大集団の涙へと広がっていきました。もちろん、エズラはそのような結果を意図して神の前で祈ったのではありません。人目をはばかることなく、私たちは罪を犯しました。だれひとりとして御前…

気を取り戻し、祈る

エズラ記 9章 スキーシーズンには賑わいを見せる場所に行き、スライダー(というのでしょうか)を楽しんできました。リフトで上まで登り、そりのようなスライダーでコースの上を一気に下降。レバーを前に押せばスピードが出て、手前に引けばブレーキがかか…

寝ずの番

エズラ記 8章21−36節 ブロッケン山という名前の山頂まで上るハルツ狭軌鉄道に乗ることができました。「狭軌」といえば、日本では線路幅が760㎜(ナローゲージと言います)のことを言いますが、ここは線路幅が1000㎜(1メートル)ですから、日本…

指名された者

エズラ記 8章1—20節 自宅から北に300キロほどの山の中にいます。途中の休憩も含めて、自動車で4時間ほどで目的地まで着きました。人間の体力を越えた距離を、今は自動車や列車、さらに飛行機が連れて行ってくれます。そのように考えてみますと、エズ…

足りないものは…

エズラ記 7章 きのうの礼拝には、北に60キロほどの所にある教会のユースの皆さんが出席してくださいました。13−14歳ぐらいの年齢で、1年半ほどかけて信仰の基礎を学んだり、いろいろな体験をしたりするのだそうです。日本語教会に来るのもその一つの…

神のことばによって

エズラ記 5章 当地に来て初めて動物園を訪ねました。野生の生き物を見てもらうのですから、動物たちにとっては大きな制約のかかる環境ですが、それでもゆったりしているように思いました。 エルサレム神殿の再建工事が中止されて長い間経ち、志を抱いて捕囚…

事実と事実を何がつなぐか

エズラ記 4章 当地のファストフードでよく知られているのは、ソーセージを小さなパン(ブレートヒェン)で挟み、お好みの量のマスタードとケチャップをかけて食べるもので、きのうは2ユーロで買えました。注文して5秒以内で手にすることができました。こ…

則って喜んで

エズラ記 3章 月曜日からずっと雨模様ですが、気温は少しずつ緩くなっています。日本のゴールデンウィークはいかがでしょうか。 神殿再建のために霊を奮い立たされて戻った人々は、第七の月(太陽暦では9−10月)が近づくと、自分たちが住む町からエルサ…

家系と血統

エズラ記 2章59-70節 日本はゴールデンウィーク後半ですね。 ドイツ語のレッスンを再開して2回目。「お茶」をしながらの時間です。私はメニューの中から Ingwer Macchiatoなるものをお願いしました。「生姜泡立て牛乳」とでも言うのでしょうか。身体が…

奮い立たされた人々

エズラ記 2章1−58節 月曜日は休日。冷たい雨の中、ドイツの方々が集っている教会のBBQ(バーベキュー)に混ぜてもらいました。若い方々の多い教会という印象。せっせと火起こしに励む姿に心強さを覚えました。肉はそれぞれが食べたいものを持って行き…

霊を奮い立たされて

エズラ記 1章 シュトゥットガルトでの美味しいおやつのことを土曜日に書きましたが、日曜日の礼拝の後のおやつも、負けず劣らず美味しいものでした。みたらし団子、びわのケーキ、ヌッテラクロワッサン(こちらで子どもたちが大喜びをするチョコレートペー…

今なお望みがある

エズラ記10章1ー17節 友人の父の前夜式に出席しました。 葬儀では故人の略歴が紹介されますが、プリントして配られた略歴の一行ずつから92年の重さが伝わってきました。戦時中召集され満州に。終戦後ソ連に抑留され、ウズベキスタンにまで連れて行か…

顔を上げるのも恥ずかしく

エズラ記9章 昨日は「みことばの光」8月号の編集で、午後から聖書同盟の事務所に向かいました。ところが、電車がひとつ手前の駅を出てすぐに大粒の雨が…。濡れても駅から数分と思ってはみたものの、激しい雨に断念。駅のコンビニで傘を購入しました。それ…

言っていたから…

エズラ記8章21-36節 常日ごろ言っていることが、いざという時に役に立たないのでは困ります。 「言ってることとやってることが違うじゃないか!」などと言われかねません。 エズラは、エルサレムへの道中の敵から自分たちを守るために、ペルシヤの王に…

一人ではできないから

エズラ記8章1-20節 「二人ウォーキング」が続いています。一人で歩くときは早朝なのですが、二人のときは夕食後。同じ道を通っても朝早くと夜とでは雰囲気が違います。この街で多分一軒だけの銭湯のそばを通ると、燃料にしている木の匂いがしました。こ…

エズラがたたえた神

エズラ記7章 昨日、二組のお客様がわが家を訪ねてくださいました。どちらからもすてきなお土産をいただき、「おもたせ」としていっしょにいただいたのですが、今はパッケージがすてきですね。何が入っているのだろう、おいしそうだと、期待が高まるように演…

神の命令により、また…

エズラ記6章 連休が終わり、きょうからまた日常に戻るという方が多いことでしょう。 昨晩、食事の後で妻とウォーキングに出かけました。妻がついに携帯電話(かんたん携帯というものです)を購入。それにはいろいろと便利なものがついていて、「歩数計」な…

私たちだけで…

エズラ記4章 快晴の「こどもの日」です。 子どもたちが成人してしまうと、「こどもの日」が何か他人事のように感じられるここ数年でしたが、今年は孫たちが遊びに来ているので、グイッと身近に「こどもの日」を迎えています。 「ユダとベニヤミンの敵たち」…