みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

雅歌

愛の強さ、激しさ

雅歌 8章 雅歌の終章。信仰をもって間もない頃、5節の「自分の愛する方に寄りかかって、荒野から上って来る女の人はだれでしょう」をそのままテーマにした話を聞いたことがありました。内容はすっかり忘れてしまいましたが、不思議なテーマだと今でも覚えてい…

帰りなさい、帰りなさい

雅歌 6章 シュトゥットガルトを訪ねました。開始時刻よりも1時間以上も早く到着したので、会場のそばの森を歩きました。町の中にあるのかと思えるほどの広さで、時間内では森の端まで行くことはできませんでした。 雅歌をここまで読んできて、若い男性と女…

すれ違いのなかで

雅歌 5章 夏至を越したばかりの当地の日の入りは9時30分過ぎ。最高気温は夕方の6―7時頃に記録することが多いのですが、昨日は32度でした。カラッとはしていますが、やはりそんな中に身を置きますと疲れます。階下はうそのように涼しいのですが…。 5…

ああ、あなたは美しい

雅歌 4章 水曜日はクッキーの会。用意万端整えて会場に向かったはずでしたが、卵を、エプロン、…を忘れたので買い物に行き、また自宅に戻りました。たくさん歩くことができたのはとてもよかったです。 結婚式でで夫は初々しい妻の美しさをありったけのこと…

私の母の家に

雅歌 3章 久しぶりに、「みことばの光」を用いてのネットグループデボーションに混ぜていただきました。いつも思うのは、一人で聖書を読むのもとても良い時間を持つことができるのですが、何人かで分かち合いながら読むと、自分では気づかなかった発見があ…

愛がそうしたいと思うまで

雅歌 2章 久しぶりのお湿りで、木々や草花はホッとしているように見えます。予報どおり、気温は昨日よりも一気に10度以上も下がりました。 2章1節の「シャロンのばら、谷間のゆり」について、今日の「みことばの光」は「洗練されていない野生の草花」と…

ありったけのことばで

雅歌 1章 この夏最初の熱波到来で、土日は最高気温36度。でも、日が変わる頃になると外気温は低くなり、朝はひんやりとした空気とともに目覚めることができます。月曜日には最高気温が14度も下がるとの予報が出ています。 今日から雅歌を読みます。ある…

愛する者に寄りかかって

雅歌 8章 ヨーロッパの猛暑が日本でも報じられたとある方が言っていました。昨日も暑かったのですが、夕立があってホッとしました。涼風の中で書いています。 雅歌も終章。ここには、困難を乗り越えて互いの愛を高め深め合う二人の様子が描かれています。 …

私の愛をささげましょう

雅歌 7章 暑さが続きます。きょうの予想最高気温は34度とあります。さて、どんな一日になることやら…。 7章から8章4節までは、夫と妻とが相手をたたえ合っているので、「愛の二重唱」と呼ばれているのだそうです。これらのほめ歌はメロディがついてい…

成長

で雅歌 6章 暑さが厳しい中、夕方に森に避暑に行きました。森に入った途端、気温が二三度低くなったような気がします。ベンチに腰を下ろしていると、風がどこからとなく吹いてきます。汗が噴き出るほどの暑さではありませんが、それでも涼風に生気回復! で…

行き違いを乗り越える

雅歌 5章 晴れて結婚し二人の生活が始まりましたが、ある日互いの間に行き違いが生じてしまう…、これが本章の始めに描かれている情景です。 妻は食事を整えて夫の帰りを待っているが、夫は友とのつき合いで帰宅が遅くなってしまいます。妻は夫のことが気が…

何と美しいことよ

雅歌 4章 花婿が花嫁の美しさをありったけのことばでたたえているのが本章です。「何と美しいことよ」の繰り返しからはじまる花婿の賛辞は、目、髪の毛、歯、口、くちびる、頬、首、乳房へと移っていきます。しかも、きれいだ、美しいという決まり文句を宣…

愛が目ざめたいと思うまでは

雅歌 2章 きのうで、当地に来て満2年になりました。無事に2年を過ごすことができたことを神に感謝し、喜び合いました。 愛し合う二人が、互いに相手の素晴らしさをたたえ合うことばが2章にも続きます。二人だけの間で交わされているとっておきの賛辞のこ…

愛の対話

雅歌 1章 きのうの当地はカトリック教会の「聖体の日」で、祝日でした。ドイツでは全国一斉の祝日ではなくて、カトリック教会の信者の多い州では祝日、そうでない州では平日です。私たちは、中心部まで歩きました。繁華街のお店は一部のカフェやレストラン…

忘れないで

雅歌8章 今朝の新聞土曜版に「好きな果物ベスト10」という記事がありました。1位はいちご、2位は桃、3位はメロンなのだそうです。桃畑の近くで育ったので、もちろんマイベストワンは桃です。といっても、条件が…。堅い桃が好きなのです。「桃はとろけ…

愛に応えて

雅歌7章 自分の意図が相手に伝わらず、相手の意図が理解できないでいる、などということがよく起こります。 昨日の午後、住んでいる市に「福祉の店」を開設しようと取り組んでいる人たち(私もその一人ですが…)と市の責任ある立場の方との話し合いが持たれ…

旗を掲げた軍勢のよう…?

雅歌6章 台風一過。きのうの当地は暑かった! 「暑いぞ! …」と売り込んでいるお隣の市の最高気温は32度7分でしたが、まだまだ…。 時折窓からの風が心地よい一日でした。 「売り込んで」といいますと、当地の戦国時代を舞台にした映画「のぼうの城」が今…

戸をたたいている愛する方の声

雅歌5章2ー16節 昨日は用事があって孫たちを尋ねました。お別れの前、「絵本を読んであげようかな」と言うと、持って来たのは「ちびくろさんぼ」(径書房刊)。プレゼントした絵本でした。 読み聞かせを楽しんでいましたが、何ページか読むと目を他のほ…

やぎの群れのような髪

雅歌4章ー5章1節 月曜日、人生の初体験をしました。この年齢で初体験とはワクワクするものです。市議会を傍聴したのです。前にも書きましたが、この街に「福祉の店」を開設しようと取り組んで久しくなりますが、なかなか実現しません。市は開設の支援をす…

しっかりつかまえて、放さず

雅歌3章 昨日の日曜日は、東京世田谷の教会での礼拝に出席しました。この教会では、「みことばの光」を発行している聖書同盟の紹介の時を年一度必ず持ってくださいます。そこでお伺いして、説教と紹介をいたしました。 昨年5月に伺ったの折に、このブログ…

あなたの愛は快い

雅歌1章 文字通り、色々な紫陽花を楽しめる頃です。どうして紫陽花は雨に似合うのかと考えてみると、その色にあるのではないでしょうか。この町には蓮の公園があり、もう少し経つと次々に蓮の花が咲くでしょうが、紫陽花とは違ってパッチリとした色使いを神…