みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ゼカリヤ書

新しい時の始まり

ゼカリヤ書 14章 土曜日から月曜日までスイスを訪ねています。チューリッヒにある日本語教会の近くにはたくさんの桜が植えられており、礼拝前と後に「お花見」に行きました。満開の桜の下で記念撮影。 ゼカリヤ書の終章には、主の日に起こるさまざまなこと…

持つべき嘆き

ゼカリヤ書 12章 月に一度の家庭での聖書の会。いつも一緒に聖書を読んだ後で主催者の方が用意してくださるお昼と、参加者が少しずつ持ち寄るものとをいただくのが楽しみなのですが、昨日は予定があって中座。残念でした。次回の楽しみといたしましょう。 …

二人の牧者

ゼカリヤ書 11章 ここは、複雑で何を伝えようとしているのかが分かりにくい箇所です。1−3節は内容的には前章に続くものだと思います。 預言者は、神のことばを人々に伝えるために、さまざまなことをさせられることがあります。ここで預言者ゼカリヤは羊…

これほどまでしてくださる羊飼い

ゼカリヤ書 10章 外に出ても寒さを感じなくなりました。夜7時を過ぎても空は真っ暗ではありません。次の日曜日からは夏時間。良い季節です。こんな時ですからなおさらのこと、空を見上げ、天のお父さまを覚えます。 この章には、神がユダとイスラエルを回…

ろばの子に乗る王

ゼカリヤ書 9章 木々の花も次々に開いて、春到来です。ワックス付の「プレミアム洗車」をしたばかりの自動車が、サハラからの黄砂で見るも無残な姿に…。給油のついでに洗車しました。いつもならそれほど待たずにできるのに、洗車を待つ何台もの自動車がすで…

一緒に行きたい

ゼカリヤ書 8章 スーパーでは小麦粉や油類が品切れになっているので、イースターの子どもたちのためのイベントで行う予定だった工作も変更を余儀なくされています。でも、家や町を追われて避難している方々のご苦労を思うと何のことはありません。 8章には…

そろそろ…という思い

ゼカリヤ書 7章 礼拝後の分かち合いの時間、このところ「主の祈り」を心を込めて祈っていると、ある方が話しておられました。「御国が来ますように」との一つの祈りだけでも、多くのことを考え教えられます。「御国が来ますように」と心から願っています。 …

心を探る空飛ぶもの

ゼカリヤ書 5章 より深く聖書を読み分かち合うかについてのセミナー。昨日はグループワークでした。途中10分の休憩を挟んで刺激的な2時間半でした。このあとさらに2回、グループワークが控えています。私は正午からのスタートなのですが、時差の関係で…

主よ、知りません

ゼカリヤ書 4章 同労の方としばらくぶりにメールでのやり取りをしました。1月に雪の中で自転車が転倒し、左脚の膝蓋骨、つまり膝のお皿を割ってしまわれたとのこと。7週間ギブスをし、現在は車椅子を用いているそうです。私も以前、バイクが転倒して同じ…

新しい衣を着る

ゼカリヤ書 3章 水曜日の午後、福島や宮城で大きな地震が起こったとの速報が飛び込んできました。今のところ(日本時間16日午前0時ごろ)大きな被害は報じられていませんが、深夜の大地震でしたので、不安だったことでしょう。 この章には、ゼカリヤの見…

城壁のない町

ゼカリヤ書 2章 昨日は、「ネットグループデボーション」に加えていただきました。読み始めたゼカリヤ書1章をいっしょに読んで分かち合いました。分かち合うと分かり合えるということを思いました。それは聖書を分かり合えるということだけでなく、互いを…

赤い馬に乗る人

ゼカリヤ書 1章 昨日から、聖書をどのように読み、どのように分かち合うかについてのセミナーが始まりました。すべてオンラインでの集まりなのですが、3週間にわたって同じグループでの取り組みが続きます。私が属しているのは家庭や子どもたちについての…

主の日が来る

ゼカリヤ書 14章 春の陽射しの中、森の中を歩きました。地面には花が咲き、木々は芽吹き、鳥たちがさえずっています。その中を遠慮気味に歩かなければ…というような気持ちになりました。 「みことばの光」が書くように、ゼカリヤ書の終章はエルサレムの敗…

罪と汚れをきよめる泉

ゼカリヤ書 13章 日曜日は、ケルンにある日本語教会を訪ねました。いつものように、iPhoneに入れた地図アプリをナビゲーションとして便利に用いましたが、詰めの所で道を間違え、ちょっと遠回り。ナビは間違っていなかったのですが、ナビを読み取る私がミ…

がまんできなくなり

ゼカリヤ書 11章 旧約聖書に登場する預言者は、時には神がお命じになることをしなければなりません。預言者はことばを語ることによってだけでなく、その身をもって神のことばを人々に伝えたのです。 ゼカリヤは主から、「ほふるための羊の群れ」を養うよう…

主の名によって歩き回る

ゼカリヤ書 10章 きのうはコートを脱いでの外出でした。陽射しもだいぶ長くなり、日の入りは午後6時43分。これから夏至まではどんどんと日の入りの時間が遅くなります。歩き回るのに良い季節になりました。 10章には、イスラエルの民を主が回復し強め…

望みを持つ捕らわれ人

ゼカリヤ書 9章 本章から、ゼカリヤ書の後半が始まります。「みことばの光」の「ゼカリヤ書9−14章を読む前に」には、ここには、ゼカリヤの時代から先に起こることについての預言が記されており、その中心はメシヤ(救い主)が来るということについてだと…

勇気を出せ

ゼカリヤ書 8章 月曜日に、欧州を旅している友人から荷物を送るとの電話がありました。そして、きのうの夕方荷物が届きました。開けてみると…、まあ! 最中、あられ、黒豆のおやつ……どれもが高級な和菓子! 懐かしい八朔も入っていました。年甲斐もなくお菓…

だれのために

ゼカリヤ書 7章 「見かけと中身とは違う」となると、食べ物でも何でもがっかりします。日本では蝋(ろう)で精巧に作った「食品サンプル」というものがありますが、サンプルを見て注文してみたらずいぶん貧相に見える料理だったなどということがあります。…

その名は若枝

ゼカリヤ書 6章 きのうは、教会に集う二人の方の当地最後の礼拝。一人は日本に帰国、もう一人は日本に一旦帰国後アメリカへと渡って行きます。私たちが当地に来てからのおつき合いでしたので、二年足らずということになりますが、ともに礼拝し、みことばを…

わたしの霊によって

ゼカリヤ書 4章 気がついてみたら、森に緑が増えています。ランニングしている人の中には夏のような格好の人も…。人間も、犬も、そして鳥も、春の訪れを楽しんでいるようです。 きょうの「みことばの光」では、ゼカリヤ書に出てくる幻を実際に絵に描いてみ…

あなたの不義を除いた

ゼカリヤ書 3章 木曜日の午前は山が近くに見える町で、いっしょに聖書を読みました。何人かで読むことで、一人では気づかない発見があります。ずいぶん長い間聖書を読み続けてはいますが、「もういい」ということがないのが、改めて不思議だと思います。 と…

主の御告げ

ゼカリヤ書 2章 ある方としばらくぶりに聖書の学びをしました。赤ちゃんが生まれたのでお休みをしていたのです。もちろん、聖書をいっしょに読むのが目的でしたが、赤ちゃんに会う楽しみも…。抱っこすることができました! かわいいですね。 2章からは、神…

あわれみをもって帰る

ゼカリヤ書 1章 月に二度の「ドイツ語で聖書を読む会」、きのうはヨハネの福音書7章1−18節を読みました。予習をするとやはりよくわかりますね。ちょっとずつでも進歩している…らしいです。 きょうから「ゼカリヤ書」を読みます。 この書は「ダリヨスの…

主の日が来る

ゼカリヤ書14章 きょうは事業年度の実際の終わりの日(明日は土曜日ですから)。金融機関は閉店時間まで混雑していることでしょう。もうすぐ新しい環境にはいろうとする方も大勢いるのでは、と思います。 通っている教会でも、この4月から大学生になる人…

罪と汚れをきよめる一つの泉

ゼカリヤ書13章 トルコ南部のアダナで、朝1時間ほど街歩きをしました。 イスラムの国ですので、たくさんのイスラム寺院があります。そのひとつを訪ねた時のことです。一人のお年寄りが手招きをしています。「こっちへ来て、見てごらん」と言っているよう…

ひとり嘆く

ゼカリヤ書12章 企業年金基金の受託をしながら、そのほとんどを失ってしまった投資会社社長への参考人質疑の様子がニュースで映されていました。今後の刑事訴追を考えてのことか、受け答えは慎重であり、自分がしたことは間違っていなかったということで一…

低く値積もりされた主

ゼカリヤ書11章 火曜日は朝早くの祈祷会の日。久しぶりに出席すると、窓から朝日が差し込んできました。 トルコに行く前には、まだ暗い中で祈祷会が始まっていたので、ずいぶん日が延びたことを実感しました。教会の庭の白木蓮も、ようやく白い花を見せ始…

主に雨を求めよ

ゼカリヤ書10章 日曜日はどのようにお過ごしになりましたか。 通っている教会では、4月に新入学、社会人になる方のためのお祝いをしました。礼拝後に、それぞれが持ち寄ったものをみんなで分け合っていただきましたが、とてもおいしかったです。 トルコの…

勇気を出せ

ネヘミヤ記8章 この箇所には、「万軍の主」ということばが何と18回も出てきます。数え間違いがなければ、ゼカリヤ書全部では49回使われていることばなのです。「万軍の主」ということばは、主が私たちの味方ならばどれほど大きな勇気や励ましを与えるこ…