民数記 27章
お友だちから乾燥蓬(よもぎ)をおすそ分けしていただきました。お友だちのまたお友だちが日本で採られたものとのことです。そう言えばこの時期、小川のそばなどに出ている蓬の葉を摘んだことでした。あれこれ想像しているとふきのとうの味を脳が思い出させてくれたのでびっくり。
27章には二つの大きな出来事が書いてあります。一つはツェロフハデの娘たちの願いを主が聞き入れてくださったこと、二つ目は民を約束の地に導き入れるために、神がモーセの後継者としてヨシュアを立てると言われたことです。16−17節の祈りを感動をもって聴きました。教会であれどのような組織であれ、働きを受け継ぐ人材をどのように選び、誰にするかは大切な課題。この地で間もなくいのちを終えようとしているモーセは、このように祈ったのです。
二つの出来事に共通しているのは、どちらもモーセが主に祈ったことを神が聞かれて実現したということです。モーセはこの時120歳、イスラエルの指導者として神がお立てになって40年が経っていました。しかし、これほどの経験を積んでもなおモーセは神に祈り求め、そして神のことばを聴いて従い続けているのです。
何歳になったから、何年たったからもう神に聴かなくてもできる、神に祈らなくても大丈夫などということは決してありえない、ということに改めて気づきます。
*散歩コースの一つにあるロシア正教会の会堂